「もう誰かのためにガマンしなくていい」を読んだ感想

この本を読んだきっかけ
筆者が伝えたかったこと
この本を読んで考えが変わったこと
この本をおススメする人

この本を読んだきっかけ

新入社員でまだ3か月しか経っていないのに、私はもう仕事を辞めたくなっていました。そんな自分に自信を失っていた頃、母に「そんな短期間に辞めて転職しても、次の職場でも辞めたくなるようなことは絶対にある。この本を読んでメンタルを鍛えなさい！」とお尻を叩かれました。

筆者が伝えたかったこと

メンタルの図太さを身に着けるのに重要な5つの要素は「しなやかさ・おおらかさ・潔さ・したたかさ・たくましさ」です。筆者曰く、この図太いメンタルを身に着ければ、「周りとの関係を大切にすること」と「自分の心を守ること」を両立することができるようです。

【メンタルの図太さを身に着ける５箇条】
①「しなやかさ」：失敗しても「まあ、いっか！」の精神で
②「おおらかさ」：みんな自分が一番大事と思っている
③「潔さ」：他者への期待、嫌な人の言葉、世間の常識などの執着は手放す
④「したたかさ」：「言わなくても察して」にはあえて空気を読まない
⑤「たくましさ」：嫌な人の言動にガマンしない、理不尽な扱いには抵抗する意思を示す

この本を読んで考えが変わったこと

この本を読むまでは、失敗することを恐れて、行動を起こすのが怖いと思っていました。仕事自身も先輩のように数をこなすのが無理ではないかと思っていましたが、まだ起きていないことを失敗しても仕方がない、失敗しても「まあ、いっか！」で考えればいいんだなと今では思います。（先輩も、よく「まあ、いっか！」が口癖のように言っています。）

それに、世間の常識的に「石の上にも三年」など、確かに一つのスキルが身につき、仕事の面白味を感じるまで時間がかかるので、新入社員がすぐに転職するのは現実的ではないと思っていました。しかし、それも常識に囚われているのだと気が付きました。身近な人は、そのようにガマンして生きてきた人たちであり、私のことを思って引き留めようとします。

悩みや不安、恐れに囚われて行動できず、今の状況がずっと続く方が私は嫌です。私は、自分のやりたいことがまだまだあるし、面白そうと思ったことに挑戦したい自分であり続けたいと思っています。（それは、今が若くて健康な20代だからではなく、歳を重ねてもエネルギッシュな自分であり続けたい。）